「よし、会社の新サイトを作るぞ! まずはドメインを取得しなきゃ」

上司からそう言われ、私は「ドメイン……? 何だかかっこいい響きだけど、何それ? 土地の所有権?」と戸惑っていました。

とりあえず 「取得、完了しました!」 と報告しましたが、実際は無料ブログの複雑なURLをそのまま伝えただけで、後から「それ、独自ドメインじゃないじゃん!」と叱られることに……。

実は「ドメイン」は、インターネットの世界における大切な「名前」のことです。今回は、 「家の住所と名前」 に例えて、ドメインの正体を3分でやさしく解説します!

ドメインとは? 一言でいうと「ネット上の『住所・看板』」

結論から言うと、ドメインとは、インターネット上のどこにそのサイトがあるかを、人間に分かりやすく示した名前 のことです。

「家」 に例えてみましょう。

  • サーバー:インターネット上の土地・建物
  • IPアドレス:地図上の座標(北緯○度、東経○度)
  • ドメイン「住所(東京都◯◯区…)」や「表札(◯◯株式会社)」

コンピューター同士は、「123.45.67.89」のような数字(IPアドレス)で場所を特定します。でも、人間にとってこの数字を覚えるのは至難の業ですよね。

そこで、「google.com」や「yahoo.co.jp」のように、 人間が覚えやすい言葉に置き換えたもの がドメインです。これなら、ブラウザに入力するだけで、迷わず目的のサイト(家)に辿り着くことができます。

ビジネスの現場でドメインという言葉が出る場面

Webサイトの運営やメールの設定で必ず出てくるキーワードです。

1. 「信頼性を高めるために、独自ドメインを取得しよう」

意味:
「借り物の住所じゃなくて、自分たち専用の分かりやすい住所(◯◯.comなど)を登録して、ちゃんとした会社であることをアピールしよう」ということです。

2. 「ドメインの更新を忘れて、サイトが見られなくなっちゃった!」

意味:
「住所の更新手続き(使用料の支払い)を忘れたから、ネット上の土地から追い出されて、誰も家に来られなくなったよ!」という大惨事の状態です。

3. 「ドメインパワーが上がってきたから、検索順位も良くなったね」

意味:
「その住所(ドメイン)が長く運営されていて信頼できる場所だとGoogleに認められたから、検索結果でも目立つようになったね」ということです。

ドメインとURLの違い

「ドメイン」と「URL」は同じように使われますが、実は「住所」と「部屋番号」のような関係です。

用語指しているものたとえ話
ドメインサイトの 名前(住所)東京都千代田区1-1-1
URLページごとの 場所(全体)東京都千代田区1-1-1 3階 応接室
IPアドレス機械用の 数字の座標緯度:35.68… 経度:139.76…

URL(http://〜)は、ドメインを含んだ「情報の完全な居場所」を指します。ドメインはその一部であり、サイトの「顔」となる部分なのです。

まとめ

この記事のポイントは次のとおりです。

  • ドメインは、ネット上の場所を人間に分かりやすくした「住所」
  • コンピューター用の数字(IPアドレス)を、言葉に変換したもの
  • 「.com」「.jp」など、末尾の種類によって信頼性や意味が違う

今すぐできる確認方法

今見ているこのページの「URL」を、ブラウザの上のバーで確認してみましょう!

  1. 「https://」の後にある 「〜.com」や「〜.jp」 の部分がドメインです。
  2. 他の有名サイトのドメインも見てみましょう(Amazonなら「amazon.co.jp」など)。
  3. 自分の会社のドメインが何になっているか確認してみてください。

「この文字列が、うちの会社のネット上の名前なんだな」と知るだけで、Webに対する意識が少しだけプロに近づきますよ!