「今月のPV(ピーブイ)が、ようやく10万を超えたよ!」
オウンドメディアを運営している先輩が、嬉しそうに報告してくれました。私は「ピーブイ……? プライベート……ビデオ? 先輩、なんだか恥ずかしい動画でも公開したのかな?」と、とんでもない勘違いをしていました。
とりあえず 「先輩のPV、私も見たいです!」 と元気よく答えたら、周囲が凍りついたような沈黙に……。後で「Page View(ページビュー)のことだよ」と教えられ、自分の発言の危うさに顔から火が出る思いをしました(笑)。
実は「PV」は、Webサイトがどれだけ多くの人に読まれたかを測る、最もポピュラーな指標です。今回は、お店の 「来店カウント」 に例えて、その正体をやさしく解説します!
PVとは? 一言でいうと「Webサイトのページが『表示された延べ回数』」
結論から言うと、PV(ページビュー)とは、「Webサイト内のページが、合計で何回ブラウザに表示されたかを示す数値」 のことです。
街にある 「写真展示会」 に例えてみましょう。
- ページ:飾ってある1枚の写真。
- 閲覧者:見に来たお客さん。
- PV(ページビュー):「写真がチラッと見られた『延べ回数』」。
例えば、あるお客さんが1人で展示会に来て、3枚の写真を順番に見たとします。この場合、お客さんは「1人」ですが、見られた回数(PV)は 「3PV」 と数えます。
また、同じお客さんが一度帰って、午後にもう一度同じ写真を見に来たとしたら、それも新しくカウントして、合計 「4PV」 になります。とにかく「何回表示されたか」を単純に足し算していくのがPVです。
ビジネスの現場でPVという言葉が出る場面
サイトの注目度を測る指標や、広告の価値を決めるシーンで頻繁に登場します。
1. 「バズったおかげで、1日のPVが普段の10倍になったよ」
意味:
「SNSで話題になったから、情報の看板(ページ)が猛烈な勢いで見られて(延べ回数が激増して)、お祭り騒ぎになっているよ」ということです。
2. 「PVは多いのに、お問い合わせが少ないのはなぜだろう?」
意味:
「たくさんの回数、ページは開かれている(延べ人数は多い)けど、中身を読んで納得して行動してくれる人は少ないみたいだね。おもてなしが足りないのかな?」ということです。
3. 「PV単価で広告費を計算して、収支をシミュレーションしよう」
意味:
「ページが1回表示されるたびにいくら稼げるか(またはいくらかかるか)を基準にして、ビジネスが赤字にならないか計算してみよう」ということです。
PVとUUの違い
アクセス解析でセットで見る「UU(ユニークユーザー)」との違いを整理しました。
| 比較ポイント | PV(ページビュー) | UU(ユニークユーザー) |
|---|---|---|
| 数えるもの | 表示された 「回数」 | 来た 「人数」 |
| 性質 | 「のべ」 の合計 | 「実人数」 の合計 |
| たとえ話 | 展示会で のべ何回 写真が見られたか | 展示会に 何人 が来場したか |
「100PV」あっても、実は「1人が100回ページを更新しただけ」かもしれない。だから「人数(UU)」も一緒に見ることが大事、と覚えましょう!
まとめ
この記事のポイントは次のとおりです。
- PVは、ページが表示された回数をすべて足した「延べ回数」のこと
- サイトの「賑わい」や「パワー」を測る最も基本的な数字
- 「何回見られたか(PV)」と「何人に来られたか(UU)」は別物!
今すぐできる確認方法
あなたの「PVへの貢献度」を意識してみましょう。
- このページを開いた瞬間: あなたは、このサイトのカウンターを「1PV」増やしました!
- ページを更新(リロード)してみる: それだけで「2PV」になります。
- トップページに戻ってみる: これで合計「3PV」です。でも、あなたの人数(UU)は「1人」のまま変わりません。
「PV」という言葉を知るだけで、Webサイトが「ただの静止画」ではなく、一回一回のクリックで積み上がる「ライブ会場」のように見えてきませんか?