「最初の説明、つい全部スキップしちゃうんですよね」

そう言ったあとで、結局どこを押せばいいか分からなくなり、最初からやり直したことがある人は多いはずです。私もその1人でした。チュートリアルは、あの「最初の説明」のことです。

ゲームだけの言葉に見えますが、今では仕事用のアプリや社内システムでもよく使われています。

チュートリアルとは? 一言でいうと「最初の使い方を体験しながら覚える案内」

一言でいうと、チュートリアルは最初の使い方を体験しながら覚える案内です。

初めて行くジムで、いきなりマシンを好きに使ってくださいと言われると困りますよね。最初にスタッフが「まずここに座って、次にここを動かします」と横で教えてくれると安心です。チュートリアルもそれに近く、画面を見ながら実際に触って覚えられるように作られています。

そのため、PDFの説明書を読むより先に、画面上で「次へ」「ここを押してください」と案内されることが多いです。

チュートリアルが使われる理由

チュートリアルが役立つのは、次のような場面です。

  • 初めて使う人が迷わず基本操作を覚えやすい
  • マニュアルを読まなくても最低限の流れがつかめる
  • サポートへの問い合わせを減らしやすい

つまり、「読んで理解する」前に「触って理解する」ための仕組みです。

ビジネスの現場でチュートリアルという言葉が出る場面

1. 「初回ログイン時にチュートリアルを出しましょう」

意味: 初めて使う人向けに、最初の操作案内を画面上で見せよう、という提案です。

相手が伝えたいこと: いきなり全部の機能を見せるより、まず必要な操作だけ教えたい、ということです。

2. 「このチュートリアル、長すぎて途中で閉じられています」

意味: 案内が丁寧すぎて、かえって読まれなくなっている、という指摘です。

相手が伝えたいこと: 最初に全部を教えるのではなく、本当に必要なことだけに絞りたい、という意図があります。

3. 「マニュアルより先に、簡単なチュートリアルを作りたいです」

意味: 分厚い説明書より、まず触って覚えられる導線を用意したい、という考えです。

相手が伝えたいこと: 利用者が最初の壁で離れないようにしたい、という狙いがあります。

チュートリアルとマニュアルの違い

比較ポイントチュートリアルマニュアル
役割実際に触りながら最初の使い方を覚える必要な情報をあとで調べる
たとえ話横で教えてくれる最初のレッスン困ったときに開く説明書
向いている場面初回利用、基本操作の案内詳細確認、困ったときの参照
形式画面上の案内、吹き出し、手順表示PDF、ヘルプページ、記事

チュートリアルは「最初の伴走」、マニュアルは「あとから見返す辞書」と考えると整理しやすいです。

よくある質問

チュートリアルはゲームだけのものですか?

いいえ。最近は勤怠システム、会計ソフト、チャットツールなど、仕事用のアプリでもよく使われています。

スキップしても大丈夫ですか?

基本操作がすでに分かっているなら問題ないこともあります。ただ、初めて使うなら最初だけでも見たほうが、あとで迷いにくくなります。

オンボーディングと同じ意味ですか?

近い場面で使われますが、完全には同じではありません。チュートリアルは操作案内そのもの、オンボーディングは使い始めを支える全体設計を指すことが多いです。

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まとめ

  • チュートリアルは、最初の使い方を体験しながら覚える案内です。
  • ゲームだけでなく、仕事用アプリでもよく使われています。
  • マニュアルが説明書なら、チュートリアルは最初のレッスンです。

明日からできる第一歩は、新しいアプリを使うときに最初の案内を10秒だけでもちゃんと読むことです。それだけで、あとから「どこ押すんだっけ」がかなり減ります。