「VRゴーグルを被って、仮想空間で研修を行います!」

会社の会議室で配られた大きなゴーグル。私は「ブイ・アール……? ブイ……アール……。ブイはビデオ……? アールは録画(Record)?」と、必死に頭を回転させていました。

とりあえず 「録画開始ですね、了解です!」 と自信満々に言ってゴーグルを装着したら、目の前が100%宇宙空間に切り替わり、「うわあああ!」と椅子から転げ落ちそうに。周囲の笑い声を聞きながら、これが「ビデオ録画」ではないことを悟りました……。

実は「VR」は、現実を忘れさせるほどの没入感を与える技術です。今回は、どこへでも飛んでいける 「魔法のメガネ(ワープ装置)」 に例えて、その正体とAR・MRとの違いをやさしく解説します。

VRとは? 一言でいうと「100%別世界にワープする『魔法のメガネ』」

結論から言うと、VRとは「Virtual Reality(バーチャル・リアリティ:仮想現実)」の略で、「専用のゴーグルなどを被ることで、視界のすべてをデジタルの世界に置き換え、まるでその場所にいるかのような体験ができる技術」 のことです。

身近な 「映画館」 に例えてみましょう。

  • テレビ:四角い画面を「外から」眺める。
  • VRスクリーンの中に入り込む。 360度どこを向いても映画の世界。

VRゴーグルを被ると、あなたの周りの「現実の壁や机」は見えなくなります。その代わりに、火星の表面や、深海の中、あるいはRPGの街など、「100%デジタルの世界」にワープ します。

現実とは切り離された、圧倒的な「没入感(その世界に浸る感じ)」がVRの最大の魅力です。

ビジネスの現場でVRという言葉が出る場面

研修、設計、不動産案内などの場面で大活躍しています。

1. 「VR研修なら、危険な現場作業も安全に体験できるよ」

意味:
「本物の高所や火事の現場に行くのは危ないけど、魔法のメガネ(VR)で『偽物の危険な世界』を作れば、怪我をせずにリアルな訓練ができるね」ということです。

2. 「VRでマンションの内見をして、完成後のイメージを掴んでもらおう」

意味:
「まだ建っていない部屋でも、メガネを覗けば『未来の部屋』にワープできるから、広さや日当たりをリアルに確認してもらえるよ」ということです。

3. 「VR会議室に集まれば、ホワイトボードを使って議論できるね」

意味:
「バラバラの場所にいても、みんなで同じ『デジタルの会議室』にワープすれば、隣に座っている感覚で打ち合わせができるよ」ということです。

VR・AR・MRの違い

よく似た名前の3つ。 「現実がどれくらい見えるか」で整理すると一発でわかります!

用語略称の意味見える世界たとえ話
VR仮想現実100%デジタル(現実は見えない)別世界へワープ
AR拡張現実現実の中にデジタルが浮く現実への「お絵描き」
MR複合現実デジタルが現実に馴染む現実とデジタルの「融合」

ポケモンGOのように現実の道にキャラが出るのがAR、ゴーグルを被って目の前が全部宇宙になるのがVRです。

まとめ

この記事のポイントは次のとおりです。

  • VRは、視界をすべてデジタルに置き換える「ワープ技術」
  • 「没入感」が凄まじく、エンタメだけでなく仕事の訓練にも役立つ
  • 現実は一切見えなくなるのが、ARやMRとの大きな違い

今すぐできる確認方法

VRの世界を一番手軽に体験する方法を試してみましょう。

  1. スマホで YouTubeアプリ を開く
  2. 検索窓に 「360度動画」 と入力して検索する(ジェットコースターや観光地の動画がおすすめ)
  3. スマホを上下左右に動かしてみてください。自分の動きに合わせて景色が動いたら、それがVRの第一歩です!

「あ、画面の外側にも世界が続いてるんだ!」という感覚を知るだけで、VRという技術の凄さがきっと肌で感じられますよ。