「このサイト、質の高い被リンク(Backlink)が集まってるから、SEOに強いね」
先輩が感心しながらモニターを眺めていました。私は「被リンク……? リンクを被る……? なんだか、鎖(リンク)を頭から被って修行でもしてるのかな?」と、ストイックな光景を想像していました。
とりあえず 「被るの、痛そうですね……」 と同情してみましたが、周囲からは「……いや、他のサイトから紹介されてるってことだよ」と呆れられ、またしても「修行僧」な勘違いに赤面する羽目に……。
実は「被リンク」は、Webの世界での「人気投票」や「推薦状」のようなものです。今回は、お店の 「口コミ・紹介」 に例えて、その正体を3分でやさしく解説します!
被リンクとは? 一言でいうと「他のサイトから紹介される『推薦状』」
結論から言うと、被リンク(バックリンク)とは、「外部のWebサイトから、自分のサイトに向けて設置されたリンク」 のことです。
街にある 「行列のできるラーメン屋」 に例えてみましょう。
- あなたのサイト:自分のお店。
- 被リンク:「グルメ雑誌に載る」「有名人がSNSで勧める」「近所のおばちゃんが紹介する」といった『口コミ』。
Googleの司書さん(検索エンジン)は、世界中のサイトをチェックする際、「みんながリンクを貼って紹介しているということは、このサイトはきっと素晴らしいに違いない!」と判断します。
つまり、たくさんの「推薦状(被リンク)」をもらっているサイトほど、価値が高いと認められ、検索結果の上位に表示されやすくなるのです。
ビジネスの現場で被リンクという言葉が出る場面
SEOの外部対策や、PRの効果測定シーンで頻繁に登場します。
1. 「大手ニュースサイトから被リンクをもらえたから、ドメインパワーが上がったよ」
意味:
「ものすごい有名人(大手サイト)から『このお店は最高だ!』と推薦状(被リンク)をもらったから、Google先生も一気に私たちのことを信頼してくれるようになったね」ということです。
2. 「自作自演の怪しい被リンク集めは、ペナルティの対象になるから注意して」
意味:
「自分で自分に推薦状を1,000枚書いてサクラを雇うようなズルをすると、Google先生にバレて『出入り禁止(検索順位の大幅ダウン)』になっちゃうよ」ということです。
3. 「被リンクを増やすために、シェアしたくなるような良質なコンテンツを作ろう」
意味:
「無理に推薦状をお願いして回るんじゃなくて、まずは『誰かに教えたくなるほど美味しい料理(記事)』を作って、自然に口コミが広がるようにしよう」ということです。
リンクの種類と比較
「どっちも大事?」という疑問。場所の違いで整理しました。
| 比較ポイント | 内部リンク | 被リンク(バックリンク) |
|---|---|---|
| どこからのリンク | 「自分」 のサイト内から | 「他人」 のサイトから |
| 役割 | 案内板(迷わせない) | 推薦状(信頼を高める) |
| コントロール | 自分で自由に変えられる | 自分では制御できない |
| たとえ話 | 店内の看板 | 外の看板・口コミ |
「自分でお店を綺麗にする(内部)」のも大事ですが、「他人から評価される(外部)」ほうが、信頼を勝ち取る上では強力なパワーになります。
まとめ
この記事のポイントは次のとおりです。
- 被リンクは、よそのサイトから自分のサイトへ繋がるリンクのこと
- Googleからの「信頼」や「評判」を測る、最重要の指標の一つ
- 「誰から」もらうかも大事。有名な人からの紹介ほど価値が高い
今すぐできる確認方法
あなたのサイト(または好きなサイト)がどれくらい「推薦」されているか、覗いてみましょう。
- 「被リンク チェック」 と検索して、無料ツールを開く。
- 自分のサイトのURLを入れてみる。
- 「被リンク数」 を見て、「お、あの人が紹介してくれたのかな?」と想像してみる。
「被リンク」という言葉を知るだけで、インターネットが「単なる独り言の集まり」ではなく、お互いを評価し、高め合う「巨大な信頼のネットワーク」に見えてきませんか?