「せっかく一生懸命ブログを書いたのに、誰にも読まれてない……。もしかして、SEO対策してないから?」

意気揚々と始めた自社のオウンドメディア。自信作の記事をアップしたのに、数日経ってもアクセス数は「0」のまま。焦る私に、Webマーケティング担当の先輩が声をかけました。

「あー、その記事、SEO(エスイーオー)が全然ダメだね。Googleという図書館の司書さんに、無視されちゃってるよ」

「えすいーおー……? 図書館の司書さん? 私、ネットに記事を上げたんですけど……」

実は、ネットの世界には広大な「情報の森」があり、そこから自分の記事を見つけてもらうためには、ある特別な「お作法」が必要なんです。今回は、 「巨大な図書館」 に例えて、SEOの正体を3分でやさしく解説します!

SEOとは? 一言でいうと「検索結果の『特等席』に座るための工夫」

結論から言うと、SEO(エスイーオー)とは Search Engine Optimization の略で、Googleなどの検索エンジンで、自分のサイトを上位(目立つ場所)に表示させるための対策 のことです。

「世界一巨大な図書館」 に例えてみましょう。

  • Google検索:世界中の本が集まる「巨大図書館」
  • あなたのサイト:図書館に並べた「一冊の本」
  • SEO「司書さんに『この本は最高だ!』と認めてもらい、入り口の目立つ棚に置いてもらうための努力」

図書館には毎日、何十万冊もの新刊(Web記事)が届きます。司書(Googleのプログラム)は、届いた本をすべて読み込み、「どの本が一番読者の役に立つか?」を判断してランク付けをします。

SEOとは、司書さんに対して「私の本はタイトルも分かりやすいし、中身も信頼できるし、読者が求めていることが全部書いてありますよ!」とアピールし、検索結果の1ページ目という 「特等席」 を勝ち取るための工夫なんです。

ビジネスの現場でSEOという言葉が出る場面

Web担当者になると、毎日この言葉と向き合うことになります。

1. 「来月までに、主要なキーワードでSEO1位を狙おう」

意味:
「特定の言葉で検索したときに、Google図書館の入り口の一番目立つ場所にうちの本を置いてもらえるように、司書さんに猛烈アピールしよう」ということです。

2. 「このページ、SEOライティングが甘いからリライト(書き直し)して」

意味:
「読者や司書さんに内容が伝わりにくい書き方になってるから、もっと『役に立つ情報だ!』と伝わるように整理して書き直して」ということです。

3. 「不自然な被リンク集めは、ペナルティを受けてSEOが下がるよ」

意味:
「司書さんの目を欺くために『この本いいよ!』というサクラの推薦文を大量に集めるようなズルをすると、図書館から追い出されちゃう(検索に出なくなる)よ」ということです。

SEOとリスティング広告の違い

検索結果には、SEO以外にも「広告」という枠があります。これをごっちゃにしていると、予算の使い道を間違えます。

比較ポイントSEO(自然検索)リスティング広告
役割努力で 信頼 を勝ち取るお金で 場所 を買う
たとえ話司書に認められて 推薦棚 に置かれるお金を払って 入り口にポスター を貼る
コスト無料(手間はかかる)有料(1クリックごとに課金)
効果の持続1位になれば長く読まれるお金を払うのをやめたら消える
現場の見分け方検索結果の「広告」マークがない部分検索結果の「広告」マークがある部分

SEOは時間がかかりますが、一度「信頼できる本」として認められれば、お金をかけずにずっとお客さんを呼び続けてくれる、最高の資産になります。

まとめ

この記事のポイントは次のとおりです。

  • SEOは、検索結果で上位に表示させるための「お作法」
  • Google司書さんに「役に立つ本だ!」と認めてもらうことがゴール
  • 小手先のテクニックより、読者の悩みを解決する「中身」が一番大事

今すぐできる確認方法

自分の会社名やサービス名で検索して、どんな結果が出るか見てみましょう!

  1. 検索結果の 「1位(一番上)」 に自分のサイトが出てきますか?
  2. 検索結果に出る 「タイトル」や「説明文」 は、思わずクリックしたくなる内容ですか?
  3. ライバル会社のサイトの方が上にあったら、何が違うのか観察してみてください。

「自分が検索する側の立場」になって、どのサイトをクリックしたくなったかメモするだけで、あなたのSEOセンスはぐんぐん磨かれていきますよ!